2008年8月30日土曜日

干潟の観察会

8月16日に夷隅川河口のラグーン干潟で、干潟の生物観察会を行いました。当日の参加者は、初めての方も多く、30名以上の方々で大変盛り上がりました。以下、観察会の様子を写真で報告します。


干潟の海側にある駐車場に集まり、観察会の概要を説明しています。

高級なクルマエビの幼海老も採集されました。
 

この干潟での定番のニホンスナモグリです。

このとき観察されたベントス類は、はっきりしているもので、19種類(布留川さんのまとめによるものを参考に)、魚類2種類でした。不明種はゴカイ類、ギンポ類?、モンガラ類?でした。

2008年8月6日水曜日

臨海実習

 8月2,3日の2日間、海の博物館の前で恒例の臨海実習を行いました。今年は、自分達で決めた6分野(門レベル)の生物を判別に採集し、データベースをつくるということで行いました。
 特筆は例年ウミウシは春から初夏にはよく見られるのですが、真夏は数が余り見られないようですとのことです。7月31日、8月1日の小中学校の先生方の研修では余り見つからなかったようです。余談ですが。
 しかし私達はなんと種類として13種類も採集することができました。ただし、どれも5ミリ程度と大変可愛いサイズです。実態顕微鏡で観察すると本当に愛くるしいですね。ダイバーの人達がはまるのもよくわかります。子ども達(高校生・笑)もはまっていました。女の子たちも水着ではないのに水びたしになって採集していました。よっぽど楽しかったようです。私も水の中にあぐらをかいてじっくり岩を裏返しては目をこらして探しました。半世紀以上生きてきて初体験でした。毎年稀少な生物を発見する子ども達の観察眼はすごいなと感心しています。午後は、厚い図鑑片手にじっくり特徴を見極め同定をしたり、記録したりと充実した2日間でした。
 干潟の観察会も楽しみです。

2008年干潟の観察会のお知らせ

事務局よりのお知らせです。以下案内文の原文を掲載します。

 暑い日が続いていますが、会員の皆様におかれましてはいかがおすごしでしょうか。
 さて恒例の干潟の観察会を下記とおり行いますので、奮ってご参加下さい。会員以外の方も遠慮なくご参加下さい。
                 記
・日程:8月16日(土)*小雨決行、干潮10時48分
・行き先:夷隅川河口部ラグーン干潟(夷隅川左岸)
・集合場所、時間:JR太東駅 8:15(上り8:08着、下り8:10着を待ちます)  
・スケジュールー予定
 8:15 駅出発、干潟へ 8:30 干潟到着 8:30~説明等 9:00~11:00干潟の生物採集、観察
 *観察会後、昼食をかねて交流会を予定しています。
・講師、案内: 滝口和弘さん
・持ち物、服装:熊手、スコップ、ざる、バケツなどの容器、双眼鏡、カメラ、雨具、長靴等、図鑑、飲み物、観察しやすい服装
・参加連絡:8月13日までに大藪、手塚まで。 携帯/090-7715-4462(大藪)、 090-9012-2573(手塚)、Eメール: mmt.y-h.mm@nifty.com(手塚)