2019年1月21日月曜日

         巨樹、巨木調査

 2019年1月19日、好天にめぐまれて、会員、いすみまきネット方々も含め、15名ほどの参加で、今年1回目の巨木調査を実施しました。今回は勝浦市の巨樹、巨木のあるところの5か所をTさんが選びました。この調査については、FUさんから「住んでいる夷隅郡内の巨樹、巨木についてぜひ知りたいし、知っておくことは大変意義あることことではないか」と  お話があり継続してきている活動です。また、言い出しっぺは、夷隅郡内の自然を歩き回り、自然と文化をかなり把握されているSさんです。数百年にわたり、自然の風雪に耐え堂々と生き続けている巨樹、巨木に接すると、その偉大さ、神々しさに畏敬の念を抱かずにはいられませんね。以下写真にて観察、調査の様子をご紹介します。

クスの巨樹のある真福寺のご住職からお寺と巨樹ついて興味深いお話をしていただきました。

          
                                                                   真福寺の大クス

集合場所の宿戸の大スギの高さ130cmのところの幹周り、直径を測定しているところ。  
                                   

  
中谷の飯綱神社の大スギ。参加者はあまりにも太いスギに圧倒され、自分の人生を重ね、その大木のパワーを感じ、いただいているのでは。


  
慈眼寺(じげんじ)の大カヤ。参加者のSさん!目敏く、榧の実を発見され、この木が雌であると説明されていました。

 上野村の寂光寺の千年の大椎。今まで調査してきた巨樹の中で幹周りが最大の巨樹でした。幹周りでは日本ナンバーワンは御蔵島の椎の木ですが、TAさんはそれより凄さを感じると仰っていました。

                                白いコウモリより



2018年11月13日火曜日

        ソリハシコモンエビが勝浦で発見される!

 勝浦市在住の瀬戸熊卓見さんは今年(2018年)10月25日に、このエビを勝浦市にある漁港で採集した。このエビは千葉県では初、本州、四国、九州では極めて珍しく、貴重な発見だ。
 先日、瀬戸熊さんの開設した蝶々魚研究所にお邪魔し、そのエビを拝見、写真も撮らせていただいた。このエビは沖縄などの南に生息するエビで、魚の口腔などに寄生した寄生虫をエサにしているクリニングシュリンプでもある。瀬戸熊さんはこのエビの繁殖を何とか成功したいと熱く語っていました。
 *千葉日報11月2日 、朝日新聞11月5日の記事にこのソリハシコモンエビの発見に ついて掲載されていますので 
   ご覧ください。
 *瀬戸熊卓見さんは筆者が勤めていた勝浦高校生物部の優秀な部員でもありました。       白いコウモリより                                                       
    


2018年10月29日月曜日

オオミズナギドリの大群!

2018、10,28日の午後、三軒屋の和泉浦にオオミズナギドリの大群が現れました。渚線から100~200mでしょうか。かつて、いすみ夢クジラの会の自然観察クルーズで、いすみ市日在沖で大群を目撃していますが、大群がこんなにも海岸近くで目撃したのは、私は初めてです。おそらく、イワシ?などの魚たちの大群が集まっていたのではと思います。もしかしたらスナメリたちも集まっていたのかな。最近大原沖にアホウドリが出現していますが、この秋、小笠原に戻ってきたアホウドリがみられる可能性もあるのでは。白いこうもりより  








2017年10月31日火曜日

竹炭シンポジュームのお知らせ

11月11日

13時30分~17時

いすみ市岬公民館

竹炭研究会代表の西澤さんから、先日夷隅郡市自然を守る会へ、シンポジューム参加の呼びかけ要請がありました。下記にチラシを添付しましたのでご覧ください。夷隅郡市自然を守る会の中村松洋さんも「山と海の大事な繋がりといすみの機械根」というテーマでお話しなさいます。ご都合が付きましたらふるってご参加ください。(会員以外の方も大歓迎です)。

    



2015年5月18日月曜日

ゲンジボタルの成虫・・・飛んでいますよ!

今年は終齢幼虫の上陸が早かったから、GW以降暖かい日が続いているから、おそらく・・・と思って、
5月13日の夜8時30分過ぎにいすみ市山田のゲンジボタルの里に行ってみると、飛んでましたそして光っていました。場所は耕地中の水路で、その数は約30匹ほどです。また、キウイフルーツ畑横の水路では10匹前後が飛翔発光していました。
 
続いては17日午後7時30分頃。

耕地中の水路で100~150匹前後、キウイフルーツ畑横水路で30匹ほど飛翔発光していました。徐々に成虫の発生がピークになろうとしています。

2015年3月30日月曜日

ゲンジボタル幼虫の上陸~始まりました!

3月19日(木)・・・朝から雨
ゲンジボタルの終齢幼虫の上陸、3月20日前にはないだろうと思いながら山田4区のゲンジボタルの里に行きました。ところが・・・、いました、いました、上陸中の幼虫が!
耕地中の水路で、上陸中(壁面)の個体が2匹、上陸後の個体が5匹確認できました。
キウイ畑横の水路は0でした。気温は、車載の温度計で10℃、時間は19:30分~45分でした。
 
そして昨日の夜、今度は白いコウモリさんと2人で・・・、
耕地中の水路で、上陸中(壁面)の個体が41匹、上陸後の個体が15匹、さらに水中発光が7匹確認できました。今週から上陸のピークを迎えようとしているという感じです。
一方、キウイ畑横の水路はんまだこれからという感じ。それでも、上陸中の個体が9匹、上陸後の個体が3匹確認できました。気温は12℃、時間は19:30分~20:00でした。