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2010年7月15日木曜日

7月10日唐箕掛け搾油トライアルの報告

刈入れ後、1カ月山田のビニールハウスで十分乾燥させた種を、唐箕をかけきれいにしました。その後、採れた種1.5Kgを搾油してちゃんと油がとれるかを確認しました。また、同時に、昨年有志が栽培したひまわりの種で搾油デモをしました。
唐箕をかけた種の重量は40Kg 弱。1.5Kgの種から絞れた油が280CCでした。この機械では平均的な搾油率です。ひまわりは約3Kgの種から600CC絞れました。気がついたことは、菜種のカスとは違い、ヒマワリの絞りかすは食べると苦味はなく、少し甘みが感じる「おいしい」ものでした。 唐箕掛けには当日、ネイチャーセンターに遊びに来ていた親子も参加。子どもは楽しく唐箕を回していました。 更に種は乾燥を続け、長野の搾油業者さんに届け、昨年同様特別な菜種油としてプロジェクト参加者に分配されます。

5日後の搾油した菜種油とひまわり油のボトルです。大きいボトルがひまわりで、沈殿ろ過が進んでいますが、小さなボトルの菜種油はとれたままの黒い状態です。不思議ですね。

2010年6月26日土曜日

菜種の種取りが終わりました

6月8日に収穫し、その日のうちに山田のビニールハウスへ移動、そして乾燥を進めて来ました。6月21日、適当な曇りの日に種取り作業を11人の参加で行いました。
足で踏む人、棒でたたく人、手でむしる人、束を床にたたきつける人、いろいろ方法はあります。要は莢から種をはじかせ落とせばよいのです。2時間余りでほぼ終了。残った、茎、鞘を集め、隣のキウイ畑に敷き詰め肥料代わりに処理しました。今年の成果はこれです。あれ?少ないのじゃないかと去年を知る人から声が出ました。半分くらいじゃないかという懸念もあります。

又、やけに色が赤いというか、いつもの黒い大粒の種からすると未熟な感じがします。刈取までの日数も長く、乾燥も長くかけているので、理由は分かりません。
昨年のものと比較するとこんなふうです。上が今年、下が昨年までの種の乾燥した状態。

いろいろ、どんな油になるか不安はありますが、後日(6月26日)計量したところ、ちょうど40㎏と昨年とほぼ同じでした。ただ、唐箕にかけると軽い種は飛ばされるのでかなり減るはずです。

こんな年もあるという一つの経験です。さて、唐箕掛けと搾油デモはどうしたものか、ネイチャーセンターと相談しましょう。

これまでの菜の花エコの報告は、「いすみLife & Work」で連載してきましたが、他のメンバーも投稿できるよう、夷隅郡市自然を守る会ブログに合流とします。