夷隅郡市自然を守る会の面々が11人とたくさん集まりました。テントの中は思い思いに立話に花が咲いて、ワイワイとしていました。ライスセンター駐車場は、8割程度の埋まり具合でした。
■天候:晴 上弦の細い細い月のまわりは薄ぼんやり。気温:19時30分で21.2度、20時00で20.5度。昨日より6度から7度気温が高い。風も緩やか。以下、1930から2020過ぎまでの様子です。
■観察地点1 キュウイ畑水路 : 2辺で、計140から180匹が、発光飛翔。水路沿いに低めに飛ぶ。
■観察地点2 谷津奥の水路 : 140から180匹が発光し、スギ樹幹まで高く飛翔。明らかな同時明滅を繰り返していた。ここが一番多いようだ。 明と闇がはっきりして奥行きがあり、森とホタルが呼吸しているように感じる。
■観察地点3 田んぼの水路 : 20から30匹。水路沿いに低めに飛ぶ。最近、この水路のホタルが減ってきており、残念。 原因はなぜでしょうか?
■観察地点4 カンダ橋山田川下流 : 60から80匹が、発行飛翔。川沿いの木立樹冠まで、高く飛ぶ。ばらばらに光る。樹冠が近くにあると高くまで飛翔する模様である。
■観察地点5 ライスセンター裏田んぼの水路 : 短い間隔で、小さい光が、きらめくようにパラパラと光る。40から60匹。ヘイケホタルばかりが集まった光であろう。ゲンジとヘイケとの発光の違いがわかり、他の観察地点との対比がおもしろいです。
26日は、以上です。
3 件のコメント:
多数の個体を観察出来たこと・・とても美しく、貴重な体験になっています!!
心配なのは・・「こんな事は初めてだ」・・・と皆様口々におっしゃっていた、ヘイケボタルの早期大量発生・・やはり温暖化も影響しているのでしょうか・・
ともかく・・こういった長年にわたる環境の変化の実体験、観測結果を、もはや誰も他人事とは言っていられない時代だと思っています。
今日は雨の為、中止となりましたが・・又参加させて頂きます!!
ありがとうございました!
温暖化のお話し・・23日に既出でしたね><
こんな感じで大体流れ分かってませんのでw軽く流して下さい・・
ホタルを無許可で捕獲した場合に罰金を科すという,全国的に見ても厳しいホタル保護条例が,本年12月15日に,長野県辰野町議会で可決された。しかし,このホタル保護条例は大きな問題を含んでいる。
この町の観光地,松尾峡はホタル生息地として県天然記念物に指定されている。しかし,ここのゲンジボタルは天然ではなく,他県業者からの購入や譲渡によって観光用に移入された外来のものである。天然記念物生息地に移入養殖ホタルが生息するという,不思議な地域である。最近では10万匹を出現するまでに増加させている。しかも役場は,移入ゲンジと在来ゲンジを区別せずに保護してきた。それが結果的に,移入ゲンジの増加,在来ゲンジの減少を招いている。
つまり,両者を区別せずに,単にホタル保護(捕獲禁止など)に努めても,結果的に辰野町固有のゲンジを減らしてしまうという悪循環になるのである。
このホタル保護条例に従ってホタル保護をすればするほど,辰野町環境基本条例が言う「野生生物の種の減少」(この場合,在来ゲンジの減少)を招くのである。
生物多様性保護の観点から言って,望ましい保護条例とは言いがたい。
町内で採れないからと,他地域で採ってきて,飼育できない,あるいは死ぬとかわいそうだからと逃がしてしまったら,あらたな移入ホタル問題が生じる。また,手軽に増やそうとすれば,採集禁止の町内ホタルではなく,他地域ホタルを入れなければならないという皮肉な結果を生む。
町は条例を作る際に,外部のホタル研究者を入れてないために,全く学術的考慮がなされない条例となっている。
辰野に限らず,このように「ホタル保護」と言いながら,単なる「ホタル増殖」に終わってしまわぬことを願っている。
詳細は,kumageraのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kumagera2009
に書いた。
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