2008年8月6日水曜日

臨海実習

 8月2,3日の2日間、海の博物館の前で恒例の臨海実習を行いました。今年は、自分達で決めた6分野(門レベル)の生物を判別に採集し、データベースをつくるということで行いました。
 特筆は例年ウミウシは春から初夏にはよく見られるのですが、真夏は数が余り見られないようですとのことです。7月31日、8月1日の小中学校の先生方の研修では余り見つからなかったようです。余談ですが。
 しかし私達はなんと種類として13種類も採集することができました。ただし、どれも5ミリ程度と大変可愛いサイズです。実態顕微鏡で観察すると本当に愛くるしいですね。ダイバーの人達がはまるのもよくわかります。子ども達(高校生・笑)もはまっていました。女の子たちも水着ではないのに水びたしになって採集していました。よっぽど楽しかったようです。私も水の中にあぐらをかいてじっくり岩を裏返しては目をこらして探しました。半世紀以上生きてきて初体験でした。毎年稀少な生物を発見する子ども達の観察眼はすごいなと感心しています。午後は、厚い図鑑片手にじっくり特徴を見極め同定をしたり、記録したりと充実した2日間でした。
 干潟の観察会も楽しみです。

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