キノコの観察会の下見。右が吹春先生 10月5日
ノコたち
スッポンタケを真っ二つに切った断面
おまけです。2004年に私の住んでいる岬町の山中で、発見
したアカイカタケ(房総で初めての記録、千葉県菌類談話会
通信NO25に掲載されています。
キノコ観察会(秋の観察会)
10月12日(日)、秋の観察会として、キノコの観察会を行いました。山田六区、いすみ市所有の山林 での観察会でした。そこは、かつて里山として炭をはじめとしていろいろと生活に活用されていました。
その後西武の所有するゴルフ場等の予定地になりましたが、バブルも弾け、最近になって、市への譲渡になった場所です。
今回の観察会は、千葉県立中央博物館別館の海の博物館と夷隅郡市自然を守る会の共同で開催しました。全県から50人くらいの参加者が集いました。
千葉県立中央博物館のキノコ博士(上席研究員 キノコ類専門)吹春俊光先生のご指導のもとで、キノコの観察、採集をしました。
今年の千葉のキノコの出現が例年の1/10くらいだそうで、参加者は夕食用のキノコ汁、料理にと、大いに期待していたわけですが、とても残念がっているようにも感じられました。しかしながら、吹春先生も「観察会ですからね」とおっしゃっていましたので、観察会としてはノープロブレムで、ドクツルタケをはじめとして多種類のキノコが採集されました。採集されたキノコは、山田六区ふれあいセンターにて、吹春先生ご夫妻のもとで、次々と検索されました。
検索後、吹春先生らしいユーモア溢れるキノコ学の講義を楽しく拝聴、大いに勉強になりました。特に内生菌根、外生菌根、キノコが森をつくるという先生のお話は、私としてはとても新鮮でした。
また、地元の渡辺さんからは、参加者に、無農薬栽培で丹精込めて育てたキウイフルーツのプレゼントがありまして、参加者は、思わぬ秋の恵みに感謝していました。渡辺さんどうも有難うございました。
今回、スムーズに山歩きができたのは、畦道倶楽部さんを中心に、夷隅川流域生物多様性協議会の活動のおかげだと思っています。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
秋のひととき、フィトンチッドを体に浴びての清清しいキノコの観察会でした。最後に吹春先生どうも有難うございました。 白いコウモリより
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