夷隅郡市自然を守る会を含む6団体で構成された夷隅川流域生物多様性保全協議会が主催したものです。
中農研の仲谷淳氏の基調講演と協議会メンバー、県生物多様性センターの浅田さんを交えたパネルディスカッションというプログラムでした。パネルディスカッションを通じて、イノシシ問題を切り口として環境の変化や農村振興の大切さなどを参加者に伝えることができたと思います。当日は、約170名の方が来場してくださいました。
イノシシに代表される野生鳥獣による農作物被害はますますひどくなる方向です。対処療法も必要ですが、根本的な問題は、農業の在り方、土地利用の在り方、ゆがんだ産業構造の在り方の中で捉えなおすことが必要だと思いました。 生息域の適切な制約を行うために山林、耕作地、谷津田をどのような状態にすればよいのか、その地域地域に合ったやり方を行うことしかないようです。専門家を入れ、農家、地権者、行政、市民団体で処方箋を作ることから始めませんか。
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