12月8日(土曜日)秋の観察会(冬に入ってしまいましたが) 土屋喜久雄さん、教育委員会の峯島さんを講師として、臼井神社、眺洋寺、清澄寺)の植物と歴史について解説していただきながら初冬のひとときを過ごしました。
臼井神社付近のクスの大木に寄生するオオバヤドリギ。寄生部位より上部の枝が枯死していた。
眺洋寺の庭園。こじんまりした境内だが、素敵な庭園である。以前、樹木調査をされた手塚さんによると、このお寺に接する山には500年くらいの椎の木が生えていたそうである。お寺の歴史と重なる。
急傾斜の石段を息を弾ませながら上がって行くと、お寺の名前のとおり、眺洋寺から太平洋が見える。
清水寺。坂東三十三観音霊場の三十二番札所で、鎌倉中期の木造十一面観音像が安置されている。お寺の中は巨大な絵馬沢山飾られていた。
確かセンリョウという植物名だと思う。前面には赤熟したもの、左後ろには黄熟したものが植えられていた。
清澄寺の遊歩道で見られたアリドオシ。アリしか通れないところから付けられた名前だとか。他にも説がある。
テイショソウ(禎祥草)の花と葉。非常に珍しい植物だそうだ。今の季節、めずらしく、花を付けていたが、ほとんどが、果実になっていた。
清澄寺の遊歩道の林床には、結構ヤブランがあり、まだ、黒い果実ではなく、緑色の実を付けた株が多く見られた。
やはり清澄寺の遊歩道で見られたカゴノキ。名前の由来は幹の樹皮の模様が籠の模様になっているとかで付けられたようである。
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