12月7日(金)いすみ市岬町の椎木堰付近の田んぼ(筆者の家から300mくらい)に1羽のナベヅルが飛来していました。その場所に偶然いたのにも拘らず、気が付かなった私ですが、観察に来られていた野鳥の研究、観察者布留川先生に偶然出会い、ほら!ここにナベヅルが来ていますよ,と教えていただきました。早速家に戻り、カメラを担いで、100メートルくらいの距離から観察、撮影をしました。鶴は田んぼの二番穂を食欲旺盛に啄んでいました。ナベヅルの前回の飛来記録は1995年の冬でした。そのときは4羽が飛来しいます。そして翌年の3月ごろまで、この場所の道を挟んだ田んぼに見られ、椎木堰を塒にしていました。なんと17年ぶりということになります。
ナベヅル、2羽の アオサギ、サギ(ダイサギ?)と仲良く過ごしていました(カラスもこの付近にいました)。田んぼには二番穂がびっしり残っています。ナベヅルですが、この2日後以降は見られず、他の渡来地に飛んで行ってしまったうようです。ナベヅル(鍋鶴Grus monacha)の頭部は羽毛が無く、赤い色をしています。種小名 monacha はラテン語で「修道士の」の意で、頭部から頸部にかけての羽衣が修道士がかぶっていたフードのように見えることから付けた学名です。 *鶴の観察、撮影で大事なことは、接近しすぎないことが大切で、田んぼの畔道には決して入らないことだそうです。と布留川先生は話していました。 白いコウモリより
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