16日の夜、今年初のゲンジボタル成虫の飛翔発光が確認できました。1匹だけですが・・・。
そして今日=17日には数匹の飛翔が確認されました。このゲンジボタル成虫は、3月31日の夜(比較的暖かい雨が降った日)に上陸した個体と思われます。とすると上陸後46日での羽化になります。これからまだ発生してくる可能性があると思います。
ただし、成虫発生のピークは5月下旬になると予測しています。その根拠は・・・。
以下に、今年のゲンジボタル幼虫の上陸状況と羽化予測を報告させてもらいます。
◆ 寒い2月・3月でした
今年のポイント、2月・3月と例年になく寒い日が続いたことです。また、3月中旬以降雨の日が少なく、4月3日までにきちんと降った雨は3月31日だけでした。(心残りは3月31日に観察に行けなかったこと、終日雨が降り、そして夜間の気温も高かったのに。)
◆ 4月の2階の上陸ピーク
4月に入ってから2回の上陸のピークがありました。一晩で1000匹以上は上陸したと思われる大きなピークは4月11日、そして一晩で100匹個体以上上陸したと思われる小さなピークが4月13日です。
そこで、この上陸した個体が通説である50日後に羽化し飛翔発行を開始するとすれば、5月25日前後から少しずつ発光が見られようになり、5月31日頃から一週間ほど数百あるいはそれ以上の成虫が飛び交う時期を迎えると予測できます。しかしながら、これまでのいすみ市山田地区での調査結果を見ていくと、50日よりも少し早め、すなわち45日~49日で羽化する傾向にあるようです。とすると、5月20日過ぎから飛翔発行が始まり、5月26日頃から徐々にピークに向かい、6月最初までは100を超える飛翔発光が見られるのではないでしょうか。
◆ そうそう、いすみ市のゲンジボタル観賞の夕べ(ゲンジボタル祭り)は、5月26日(土)~6月2日(土)までの8日間と決まりました。
☆ この予測は、いすみ市山田4区の通称ライスセンターと神田橋付近の予測です。
ここより上流部のピークは、1~2週間遅れると思われるますので、山田地域全体では、6月中旬まではゲンジボタルの観察ができるんじゃないかと思っています。
千葉県東部、太平洋に面した夷隅地域をベースにした自然保護団体です。 この地域は大都市に近接している割には自然と人々の生活との共生が図られている、希少な地域です。夷隅川流域の生物多様性が、多くの恵みを人々の生活にもたらしています。 この貴重な地域の動植物、それを生かした一次産業の在り方の提案、都市住民との交流促進などのイベント情報を発信していきます。 複数のメンバーがそれぞれの分野から発信する方式で運用します。
2012年5月17日木曜日
2012年4月16日月曜日
春の観察会下見調査

観察場所の平沢川の景観
石の上で群れている カワニナの幼貝(100円玉と比較してみてください)
4月16日月曜日
春の観察会の下見調査
4月16日、A,I,T,M,Kご夫妻、Oの6人で大多喜駅に集り、4月22日の夷隅郡市自然を守る会の春の観察会の場所(平沢)を下見してきました。観察場所はいうまでもなく、ゲンジボタルが大集団で乱舞する場所です。そのように乱舞する渓流の生物相はどのようになっているのか、その辺を知りたいのが、観察会ねらいで、下見はその事前の調査ということで実施しました。調査してみると、魚類を除く、水生生物の宝庫ということが掴めました。ゲンジボタルの幼虫の餌であるカワニナですが、親、あるいは5mmを越すサイズのものが全く見られるず以外でした。5mm以内のカワニナは結構みられました。大きいカワニナは食べつくされたのかも知れません。今日あたりも幼虫は上陸していると思われますが、成虫の乱舞する個体数に影響があるかどうか。陸上の植物ではちょっと挙げてみると、ネコノメソウ、コオニタビラコ、ウラシマソウ、キブシ、イヌシデ、タラノメ、クマノミズキ、カキドウシ、タチツボスミレ、イラクサ、キランソウ、カラスザンショウ、ヤマザクラ、オオシマザクラが見られました
春の観察会の下見調査
4月16日、A,I,T,M,Kご夫妻、Oの6人で大多喜駅に集り、4月22日の夷隅郡市自然を守る会の春の観察会の場所(平沢)を下見してきました。観察場所はいうまでもなく、ゲンジボタルが大集団で乱舞する場所です。そのように乱舞する渓流の生物相はどのようになっているのか、その辺を知りたいのが、観察会ねらいで、下見はその事前の調査ということで実施しました。調査してみると、魚類を除く、水生生物の宝庫ということが掴めました。ゲンジボタルの幼虫の餌であるカワニナですが、親、あるいは5mmを越すサイズのものが全く見られるず以外でした。5mm以内のカワニナは結構みられました。大きいカワニナは食べつくされたのかも知れません。今日あたりも幼虫は上陸していると思われますが、成虫の乱舞する個体数に影響があるかどうか。陸上の植物ではちょっと挙げてみると、ネコノメソウ、コオニタビラコ、ウラシマソウ、キブシ、イヌシデ、タラノメ、クマノミズキ、カキドウシ、タチツボスミレ、イラクサ、キランソウ、カラスザンショウ、ヤマザクラ、オオシマザクラが見られました
2012年4月12日木曜日
ゲンジボタル幼虫の上陸状況
手塚さんのメールをアップします。
皆さんへ
手塚です
今夜のゲンジボタルの終齢幼虫の上陸観察状況を報告します。
観察結果は、
◆耕地中水路で、上陸中の個体が約15個体、上陸後の個体は約10個体でした。
(観察は、18:45~19:05)
◆キウイ畑横水路で、上陸中の個体が約200個体、上陸後の個体が50~100個体程でした。
このキウイ畑横水路では、今夜が今年のピークになっていると思われます。
(観察は、19:10~19:30)
なお、観察を終えようとしていた19:30前に大藪さん・青木さんと合流しました。
19:30の気温、大藪さんの測定で15℃とのことでした。
なお、前回の報告(4月3日夜)と今夜までの間の観察を簡単に書き添えます。
4月 6日夜 2ヶ所とも、上陸や水中上陸待機の個体なし(小雨・寒い)
観察者:大藪
9日夜 2ヶ所とも、水中で発行している個体が10個体前後(曇り・寒い)
観察者;手塚
10日夜 耕地中水路で10個体ほど、キウイ畑横水路で30~40個体が水中で発光・待機していた。
以上です。
そのあと、青木さんからのコメントも入りましたのでそれもアップします。
▲皆様 手塚様 ▼ 青木 成年 より
昨晩4月11日は19:20頃、大薮氏と山田に到着しました。
雨の中、車が4台くらい先に来て駐車していました。
◆耕地中水路で、上陸中の個体が約30個体、上陸後の個体は約70個体でした。
はじめは少なく見えたのですが、よくみると草むらの上の方まで結構光っていました。 上陸中が15個体以上、上陸後は約35個体 --水路が長いので向こうまで入れるとこの倍にはなるのではないかと考えました。私がこの数年で見た最も多くの上陸発光数でしたよ。再び土曜日が雨のようですね。どうなるでしょう?
皆さんへ
手塚です
今夜のゲンジボタルの終齢幼虫の上陸観察状況を報告します。
観察結果は、
◆耕地中水路で、上陸中の個体が約15個体、上陸後の個体は約10個体でした。
(観察は、18:45~19:05)
◆キウイ畑横水路で、上陸中の個体が約200個体、上陸後の個体が50~100個体程でした。
このキウイ畑横水路では、今夜が今年のピークになっていると思われます。
(観察は、19:10~19:30)
なお、観察を終えようとしていた19:30前に大藪さん・青木さんと合流しました。
19:30の気温、大藪さんの測定で15℃とのことでした。
なお、前回の報告(4月3日夜)と今夜までの間の観察を簡単に書き添えます。
4月 6日夜 2ヶ所とも、上陸や水中上陸待機の個体なし(小雨・寒い)
観察者:大藪
9日夜 2ヶ所とも、水中で発行している個体が10個体前後(曇り・寒い)
観察者;手塚
10日夜 耕地中水路で10個体ほど、キウイ畑横水路で30~40個体が水中で発光・待機していた。
以上です。
そのあと、青木さんからのコメントも入りましたのでそれもアップします。
▲皆様 手塚様 ▼ 青木 成年 より
昨晩4月11日は19:20頃、大薮氏と山田に到着しました。
雨の中、車が4台くらい先に来て駐車していました。
手塚氏とは別に、茂原から6.7名の方が上陸発光の観察に来ていたもようでした。
最も発光が多かったキュウイ畑脇水路前の道路にて、われわれが帰る20:00過ぎまでずっと熱心に観察していました。
草むらには、すでに上陸したホタルがたくさん光っていました。
手塚氏のアドバイスにて追加を報告します。
(観察は、19:40~19:55)
はじめは少なく見えたのですが、よくみると草むらの上の方まで結構光っていました。 上陸中が15個体以上、上陸後は約35個体 --水路が長いので向こうまで入れるとこの倍にはなるのではないかと考えました。私がこの数年で見た最も多くの上陸発光数でしたよ。再び土曜日が雨のようですね。どうなるでしょう?
4月11日夜・・・今年最初の上陸のピーク!今度は上陸のピークと思われる
先週報告したゲンジボタル終齢幼虫の上陸状況は、「数は少ないですが上陸が始まっています」というものでした。
そして、今夜、上陸のピークと思われる状況を確認しました。確認した場所は、キウイ畑横の水路です。また、中心を流れる耕地中の水路でもある程度の上陸が見られました。以下、その概要です。
◆耕地中水路で、上陸中の個体が約15個体、上陸後の個体は約10個体でした。
(観察は、18:45~19:05)
◆キウイ畑横水路で、上陸中の個体が約200個体、上陸後の個体が50~100個体程でした。
このキウイ畑横水路では、今夜が今年のピークになっていると思われます。
(観察は、19:10~19:30)
なお、観察を終えようとしていた19:30前に、Aさん・Oさんと合流しました。
◇AさんOさんはその後、谷津奥の水路の観察へと向かいました。
そして約50個体が上陸していたとのことでした。
最後に、前回の報告(4月3日夜)と今夜までの間の観察を簡単に書き添えます。
4月 6日夜 2ヶ所とも、上陸や水中上陸待機の個体なし(小雨・寒い)
9日夜 2ヶ所とも、水中で発行している個体が10個体前後(曇り・寒い)
10日夜 耕地中水路で10個体ほど、キウイ畑横水路で30~40個体が水中で発光・待機していた。
以上です
そして、今夜、上陸のピークと思われる状況を確認しました。確認した場所は、キウイ畑横の水路です。また、中心を流れる耕地中の水路でもある程度の上陸が見られました。以下、その概要です。
◆耕地中水路で、上陸中の個体が約15個体、上陸後の個体は約10個体でした。
(観察は、18:45~19:05)
◆キウイ畑横水路で、上陸中の個体が約200個体、上陸後の個体が50~100個体程でした。
このキウイ畑横水路では、今夜が今年のピークになっていると思われます。
(観察は、19:10~19:30)
なお、観察を終えようとしていた19:30前に、Aさん・Oさんと合流しました。
◇AさんOさんはその後、谷津奥の水路の観察へと向かいました。
そして約50個体が上陸していたとのことでした。
最後に、前回の報告(4月3日夜)と今夜までの間の観察を簡単に書き添えます。
4月 6日夜 2ヶ所とも、上陸や水中上陸待機の個体なし(小雨・寒い)
9日夜 2ヶ所とも、水中で発行している個体が10個体前後(曇り・寒い)
10日夜 耕地中水路で10個体ほど、キウイ畑横水路で30~40個体が水中で発光・待機していた。
以上です
2012年4月3日火曜日
ゲンジボタル幼虫の上陸観察を始めましたよ
1年が経つのは早いですね・・・ハッと気付くと4月になっているではないですか。
ヤバイっと思ったのは 3月31日(土)、午後からは雨模様・・・でもこの日は事情あって静岡、当然この日の観察は諦めて次の雨を待ちました。そして今日の雨・・・というよりも暴風雨。収まるのを待ってと思ったのですが、待てども待てども雨脚は弱まらず、止むを得ず8時に現地=いすみ市山田ゲンジボタルの里へ。
雨も十分(というか土砂降り)、気温も十分、そしてホタルの幼虫は・・・。いましたいました、私にとっては今年の初見、でも31日にも上陸していたんじゃないかな。
以下、今日の観察です。
◆耕地中水路
耕地中水路は、ゲンジボタルの里では一番早い上陸が見られる地点です。
現地についた時間が遅かった(8時10分過ぎ)せいか、壁面を登る途中の1個体を除いて全て=9個が草むらの中でした。
◇キウイ畑横水路
耕地中水路と同様、壁面を登っていたのは1個体だけ、残りの4個体は草むらへと移動していました。
例年にない寒い冬、そして3月でした。この陽気が、ゲンジボタル幼虫の上陸を遅らせるのか、それとも例年通りになるのか、結果が楽しみです。ということで、次の雨、その次の雨の観察がとても重要になると思います。
ヤバイっと思ったのは 3月31日(土)、午後からは雨模様・・・でもこの日は事情あって静岡、当然この日の観察は諦めて次の雨を待ちました。そして今日の雨・・・というよりも暴風雨。収まるのを待ってと思ったのですが、待てども待てども雨脚は弱まらず、止むを得ず8時に現地=いすみ市山田ゲンジボタルの里へ。
雨も十分(というか土砂降り)、気温も十分、そしてホタルの幼虫は・・・。いましたいました、私にとっては今年の初見、でも31日にも上陸していたんじゃないかな。
以下、今日の観察です。
◆耕地中水路
耕地中水路は、ゲンジボタルの里では一番早い上陸が見られる地点です。
現地についた時間が遅かった(8時10分過ぎ)せいか、壁面を登る途中の1個体を除いて全て=9個が草むらの中でした。
◇キウイ畑横水路
耕地中水路と同様、壁面を登っていたのは1個体だけ、残りの4個体は草むらへと移動していました。
例年にない寒い冬、そして3月でした。この陽気が、ゲンジボタル幼虫の上陸を遅らせるのか、それとも例年通りになるのか、結果が楽しみです。ということで、次の雨、その次の雨の観察がとても重要になると思います。
2011年8月2日火曜日
復元された太東海浜植物群落地天然記念物碑
2011年6月2日木曜日
先週の土曜日、5月28日から、いすみ市山田地区でゲンジボタル祭り(鑑賞の夕べ)がスタートしています。でもって、大変遅くなりましたが、今年の幼虫の上陸から成虫の発生(現在)までの状況を報告します。
◆終齢幼虫の上陸調査・・・何故調べるか
3月下旬から4月中旬、雨の夜、ゲンジボタルの終齢幼虫は水から出て付近の草むらへ、そして土の中に、蛹となり土繭を作ります。そして上陸から50日後、成虫となって飛びたちます。
上陸のピークが分かれば、その約50日後に成虫の発生のピークがやってくるであろうと予測できます。
◆今年の幼虫上陸状況は?
今年は本当に雨の少ない春でした。3月初めから4月中旬過ぎまでの約50日で、雨が降ったのは、3/21,22、4/9,15,16の5日間のみでした。お陰で上陸のピークははっきりと分かりました。
大きなピークは4月9日で、私とびっけさんの二人で一晩で千個体を超えるであろう数の上陸を確認しています。そしてこのことから、「5月20日前後から少しずつ飛び始め、5月29日頃にピークを迎え、その後10日間ほどいい状態が続く」と予想しました。
◆で、成虫の発生状況はどうだったのか?
ゲンジボタルの初見日は5月17日、20日には10匹近くまで増え、25・26日には全体で数百の単位にまで増えてきました。でもって予想通り28日頃から本格的なピーク・・・・、と思っていたら、先日の台風、その後の低温で、5日間ほとんど飛ばない日が続きました。
◆6月を迎えて
今日やっとゲンジボタルの飛翔発光が再開しました。それもかなりの数が出てきています。
数が多いのは山田四区の田園の中央を流れる用水水路上では300~400の個体が群れ飛んでいました。他にも100匹程度の個体群が3ヶ所で確認されています。
◆天気予防は明日から下り坂、でも金曜日の夜は晴のマーク?!
今年一番のピークは、今日だったのか、それとも金・土曜あたりが今年一番のピークのなるのか・・・・乞うご期待というところでしょうか。
◇みなさん
夷隅郡市自然を守る会では、今年もライスセンター駐車場の中に案内テントを出しています。
時間のとれる方、是非ともホタルと見たいという方は、気軽にお立ち寄りください。
お会いできるのを楽しみにしています。
◆終齢幼虫の上陸調査・・・何故調べるか
3月下旬から4月中旬、雨の夜、ゲンジボタルの終齢幼虫は水から出て付近の草むらへ、そして土の中に、蛹となり土繭を作ります。そして上陸から50日後、成虫となって飛びたちます。
上陸のピークが分かれば、その約50日後に成虫の発生のピークがやってくるであろうと予測できます。
◆今年の幼虫上陸状況は?
今年は本当に雨の少ない春でした。3月初めから4月中旬過ぎまでの約50日で、雨が降ったのは、3/21,22、4/9,15,16の5日間のみでした。お陰で上陸のピークははっきりと分かりました。
大きなピークは4月9日で、私とびっけさんの二人で一晩で千個体を超えるであろう数の上陸を確認しています。そしてこのことから、「5月20日前後から少しずつ飛び始め、5月29日頃にピークを迎え、その後10日間ほどいい状態が続く」と予想しました。
◆で、成虫の発生状況はどうだったのか?
ゲンジボタルの初見日は5月17日、20日には10匹近くまで増え、25・26日には全体で数百の単位にまで増えてきました。でもって予想通り28日頃から本格的なピーク・・・・、と思っていたら、先日の台風、その後の低温で、5日間ほとんど飛ばない日が続きました。
◆6月を迎えて
今日やっとゲンジボタルの飛翔発光が再開しました。それもかなりの数が出てきています。
数が多いのは山田四区の田園の中央を流れる用水水路上では300~400の個体が群れ飛んでいました。他にも100匹程度の個体群が3ヶ所で確認されています。
◆天気予防は明日から下り坂、でも金曜日の夜は晴のマーク?!
今年一番のピークは、今日だったのか、それとも金・土曜あたりが今年一番のピークのなるのか・・・・乞うご期待というところでしょうか。
◇みなさん
夷隅郡市自然を守る会では、今年もライスセンター駐車場の中に案内テントを出しています。
時間のとれる方、是非ともホタルと見たいという方は、気軽にお立ち寄りください。
お会いできるのを楽しみにしています。
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