千葉大学院工学研究科、デザイン科学専攻、デザイン文化計画研究室(鈴木教授、植田教授)の中国内陸と台湾留学生5名が、7月13日、20日の2日間にかけて、和泉浦海岸に打ち上げられている流竹木を活用して、サーフボードを立てかけたり、ウエットスーツを掛けるスタンド兼掲示板(自然環境に関するニュースを掲示)を作成しました。完成した作品は、太東ビーチに設置されました。今後、このスタンドがサーファーの方々に利用され、兼掲示板としても自然保護のプロパガンダとして活用されていくのではないかと思っています。白いコウモリより
掲示板として:夷隅郡市自然を守る会の活動、サーファの方々の協力、活動が紹介されています
掲示板として:夷隅川河口、海岸に打ち上げられている流竹木の現状を紹介し、どうしてこのような状況になっているかを説明しています
掲示板として:1回目の流竹木の採集、スタンド作成の様子が説明されています。
1回目の作業後の記念撮影。サーフショップ「KENNY」の前にて。左から詹舒婷(センジョテイ)さん、張黎(チョウ レイ)さん、張頴(チョウ エイ)さん、ケニーさん、大藪、胡正軻(コ セイカ)さん、戴薪辰(タイ シンシン)さん
和泉浦海岸に打ち上げられていた長い竹を短く切っています
スタンドの素材となる流竹木を一所懸命竹を運んでいます
ビーチクリーンもしてくれました。流竹木を拾い、焼却するところに運んでくれるところです。感謝!感謝!感謝!
2回目のこの日は雨が降っていました。そこで大藪宅のカーポートの下で作業をしました
スタンドが完成して、達成感で満面の笑みの留学生
完成したサーフボードスタンドと5人の中国内陸と台湾留学生。太東ビーチ
左から3人目はウエットスーツ姿のケニーさん
サーファーの方々との記念撮影。海に遊びにきていた子供が私達の前を横切ろうとしています
プロサーファーケニーさんが留学生たちに華麗なライディングを披露してくれました。
波に挑戦するケニーさんの勇姿と愛用のサーフボード
太東駅での記念写真。留学生の皆さん本当にお疲れさまでした。明後日の大学での発表会頑張ってください!とお別れしました
留学生の皆さんの感想
☆台湾からの交換留学生です。交換留学生として、いすみ市の皆さんと一緒に活動したことは珍しい体験です。学校の授業でいすみ市の環境問題を認識し、その問題を解決することによって、いろいろ勉強になりました。楽しかったです。――詹舒婷(センジョテイ)
☆流竹木を利用して、物づくりをし、完成させることができたことは、すごく嬉しく思っています。
数回、いすみ海岸で作業をやったり、サーベイしたり、地元の人々と交流をしました。皆さんお疲れ様でした。日本の田舎を体験しました。本当に美しいところですねぇーーーー
今回の文化計画デザイン論を通して僕にとってはいい経験なりました。又、自分の人生のいい思い出になると思います。素晴らしい体験をさせていただきました。地元のみなさん!本当にありがとうございました。――胡正軻(コセイカ)
☆四回いすみの海岸をお邪魔して、海岸の天気というのが、急変することも分かるようになりました。初めて海岸へ行った時は雨も降り、寒くてたまらないでした。初めの海岸作業の時は三十度もあったので、日焼けで一皮むけました。二回の海岸作業を通して、地域の方々にご協力をいただいて、すごく勉強になりました。――戴薪辰(タイシンシン)
☆四回いすみの海岸をお邪魔して、海岸の天気というのが、急変することも分かるようになりました。初めて海岸へ行った時は雨も降り、寒くてたまらないでした。初めの海岸作業の時は三十度もあったので、日焼けで一皮むけました。二回の海岸作業を通して、地域の方々にご協力をいただいて、すごく勉強になりました。――戴薪辰(タイシンシン)
☆地域の人と直接連絡を取り合ってお会いし、活動して行くのは初めてでした。理解出来ない場合は優しく説明してくれましたし、いろいろなアドバイス、いい写真、お手伝いなどを頂き、心より感謝しています。今回の授業の収穫は、そのスタンドだけではなく、問題を解決していくにはどうすれば良いか、という術を身につけることもできました。人と人の心の絆も強くなりました。いすみ市の自然環境に対する大藪さんの気持ちも強く感じられました。そして、大藪さんとケニーさんのお力も受けた今回の活動が、流竹木の問題を少しでも解決していくことになれば嬉しいです。夷隅郡市自然を守る会のご協力本当にありがとう大藪さんの御蔭て、いすみ市の流竹問題についての調査を順調に進めることができました。初め、植田先生と一緒に大藪さんのお宅を伺いました。大藪さんは留学生の私たちにとても優しかったので、初対面の不安を徐々になくしていきました。日本語で喋った時に、分からない時は、いつも親切に教えてくれました。夷隅郡市自然を守る会のご協力本当にありがとうございました。張穎(チョウエイ)
☆いすみ市の流竹問題の厳しさは、予想より酷いです。問題を徹底的に解決するには、持続的な方法が必要ではないかと思いました。子供は未来ですから、子供を中心としたワークショップで、流竹を活用する活動を行おうと考えました。しかし、一ヶ月だけの期間でワークショップを実施するには、かなり無理だと思いました。みんなが困った時に、大藪さんがサポートでしてくれましたので、大変助かりました。時間が限られていましたが、大藪さんのアドバイスのお蔭で、二回で完成させることができました。ケニーさんとサーファーの人たちの嬉しい顔を見た時、納得しているんだなと実感しました。そして、胸の中に、言葉だけで表せない感動と喜びが一杯あります。
製作の過程中で、いろいろな困難に出会ったり、解決方法に悩んでいた時に、大藪さんの指導で解決することができました。
いすみ市から戻って、もう一週間が経ちましたが、大藪さん、ケニーさん、それにみんなの笑顔がよく浮かびます。いすみ市の思い出は、私の人生の中でも、大切なものになりました。本当にありがとうございました。今後とも、ぜひよろしくお願いいたします。 張黎(チョウレイ)
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