千葉県東部、太平洋に面した夷隅地域をベースにした自然保護団体です。 この地域は大都市に近接している割には自然と人々の生活との共生が図られている、希少な地域です。夷隅川流域の生物多様性が、多くの恵みを人々の生活にもたらしています。 この貴重な地域の動植物、それを生かした一次産業の在り方の提案、都市住民との交流促進などのイベント情報を発信していきます。 複数のメンバーがそれぞれの分野から発信する方式で運用します。
2010年2月2日火曜日
2月6日タウンミーティングのお知らせ
2月6日(土)に、いすみ市大原文化センター大ホールで、「野生哺乳類(イノシシ)による農作物被害に関するタウンミーティング」が開催されます。講師は、イノシシの生態についての第一人者筑波中央農業研究所の仲谷淳先生です。イノシシとはどのような動物なのか、そしてイノシシの数が増え、イノシシによる農作物被害が拡大している原因は何か、さらに、私たちはこの問題にどのように向かい合ったらいいのか、についての講演です。農業の現状を踏まえて、いろいろな角度から考えるきっかけになると思います。
2010年2月1日月曜日
冬鳥の観察会
ハクチョウについての学習会 さとセンター図書室

コハクチョウをバックに記念撮影
帰還中のコハクチョウ17時半ごろ
トンボ沼に帰還した第一陣のコハクチョウたち 1月31日(日)、好天に恵まれ、いすみのコハクチョウの学習会、そして観察・調査ということで冬鳥の観察会が行われました。会員、一般参加を含め30名程の老若男女(5歳~66歳)の方々が参加されました。
午前の部では環境と文化のさとセンター図書室にて、学習会を行いました。
はじめに布留川毅さん(千葉県野鳥の会、自然を守る会会員)からいすみでのハクチョウの飛来の記録(コハクチョウ、オオハクチョウ、コブハクチョウ、コクチョウの四種)について講演していただきました。また、最近の定着しつつある渡来について、温暖化との関係にも触れていただきました。
続きまして、東京から荒尾 稔さん(日本白鳥の会理事)をお招きして、白鳥についての講演をしていただきました。なぜ今シーズン最大71羽も渡来したのか、餌付けの問題点などなど専門家の立場から興味深いお話もしていただきました。いすみのコハクチョウは本埜村、夏目堰(東庄町)と程良い三角関係の距離にあるので、今後もっと数が増えていくのでしょうとのことでした。コハクチョウの餌である稲の落穂、根は十分ありそうなので、大いに期待できそうだとおっしっていました。
午後はさとセンターを出発してねぐらとして利用しているトンボ沼を見てから、採食場所の下布施地区で41羽のコハクチョウを観察しました。ちょっと前には観察地点の道路のすぐ下辺りの田んぼにいたそうですが、その後200メートル離れた場所へ移動したようです(先に下調べにご足労していただいた伊藤幹雄氏の談)。観察後さとセンターに戻り、万木城見学後トンボ沼でコハクチョウの帰還を観察しました。
5時半くらいでしたか、数回に分けての帰還でした。その時間帯では全部の個体数を確認することができませんでした。
以上で観察会、学習会の報告に代えさせていただきます。
布留川毅さん、荒尾稔さんには興味深いハクチョウのお話しありがとうございました。また、青木さん、ネイチャーセンターの職員の皆さん、快く会場お貸し下さいまして有難うございました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
*2月7日以前のブログではコハクチョウの観察場所を上布施と言いましたが、下布施ですので訂正します。お詫び申し上げます。
2月1日、白いコウモリより
2010年1月18日月曜日
1月31日冬鳥の観察会のお知らせ
ちょっと遅くなりましたが、皆さんあけましておめでとうございます!!今年も、夷隅郡市自然を守る会のブログをよろしく。
トップに表示したように、今月31日にいすみのコハクチョウの観察・学習会を開催します。
現在、47羽が渡来しております。昨年までは13~15羽であったものが今年は急に増えました。12月初期の新潟での大雪のせいで、多くのコハクチョウが関東地方に移動したためとみられております。
コハクチョウが一か所にとどまり冬を越す地域としては千葉県では最も南に位置するようです。
朝夜明けとともにねぐらから田んぼに移動し、日中たんぼでずっと餌を食べ日暮れとともにねぐらに帰る生活をしています。必ず群れで行動するところが興味深いところです。しかも大きな声で鳴きあいながら飛んでくる様は、迫力があります。いつ頃、シベリアに旅立つのかしばらく見守る必要があります。
コハクチョウにつられてタンチョウでもくるとにぎやかでいいですね。
トップに表示したように、今月31日にいすみのコハクチョウの観察・学習会を開催します。
現在、47羽が渡来しております。昨年までは13~15羽であったものが今年は急に増えました。12月初期の新潟での大雪のせいで、多くのコハクチョウが関東地方に移動したためとみられております。
コハクチョウが一か所にとどまり冬を越す地域としては千葉県では最も南に位置するようです。
朝夜明けとともにねぐらから田んぼに移動し、日中たんぼでずっと餌を食べ日暮れとともにねぐらに帰る生活をしています。必ず群れで行動するところが興味深いところです。しかも大きな声で鳴きあいながら飛んでくる様は、迫力があります。いつ頃、シベリアに旅立つのかしばらく見守る必要があります。
コハクチョウにつられてタンチョウでもくるとにぎやかでいいですね。
2009年12月10日木曜日
シイタケが出ました
12月10日
今年の2月7日、いすみ市小沢の石井さんの谷津田で、自然を守る会の会員をはじめ、多くのボランティアの方が集り、間伐した原木にシイタケの種菌の植え付けを行いました。その時頂いた原木から3つほど、形はよくありませんが、個性ある形をした美味しいそうなキノコが本日(12月10日)私の家でもできていました。
石井さんの所有する小沢の谷津田は、耕されていた時は1家族が1年間食べていけるお米が取れた大きさでだそうです。
その山も田んぼも放棄されてからは、イノシシが出現して、 被害を受けたり、田畑は荒れ果てていました。
この場所は千葉県で見られるほとんどのカエルが見られたり、貴重なトウキョウサンショウウオが生息する、生き物たちで賑わっている場所でもありました。
今回、谷津田の再生事業を行ったことで、以前の里山の生き物たちが戻ってきているようです。斜面林の間伐、下草刈りなどをしたところ、イノシシの出現が現在のところ見られなくなったと、その持ちはの石井さんは話していました。間伐した樹木でシイタケのほだ木にしました。
この谷津田の再生は、環境省の交付金で行われている夷隅川流域生物多様性保全協議会(千葉県自然保護課、いすみ市、夷隅郡市自然を守る会など、いすみ市内の5つのボランティア団体で構成)の事業でもあります。その中で夷隅郡市自然を守る会が中心となって行ってきました。
本日はさっそく、夕食の味噌汁の食材として食してみたいと思っています。
2009年11月22日日曜日
夷隅川左岸の干潟、海岸清掃







11月22日ビーチクリーンアップ岬主催(夷隅郡市自然を守る会も後援団体になっています)の夷隅川左岸の干潟、海岸の清掃が、寒風吹き荒ぶ中で行われました。太田市長、千葉県自然保護課職員、市職員をはじめ101名以上方々が清掃活動に参加されました。中にはお試し居住でこちらに来て過ごしていらっしゃる方も参加されていました。本日は夷隅川流域生物多様性保全協議会の活動の一環としての活動でもありました。砂浜にはアカウミガメがやってきたり、海浜植物が生育している場所、また、外房では最大の夷隅川の河口にあるラグーン干潟、そこにはニホンスナモグリをはじめ、絶滅危惧種の貝なども生息し、アオノリの養殖場にもなっている場所でもあります。そしてわが国で最初に天然記念物に指定された海浜植物群落地もあります。しかしながら、この場所も他の海岸、干潟と同じで、御多分にもれず、流竹木、家庭ゴミの集積場所になっています。貴重な生き物達とゴミの同居は良くないし、生息場所、生育場所を脅かすことになりかねないというこで、清掃を行ったわけです。トラック3台ほどの大量の家庭ゴミも回収されました。
白いコウモリより
2009年10月27日火曜日
キノコ観察会(秋の観察会)

キノコの観察会の下見。右が吹春先生 10月5日
ノコたち
スッポンタケを真っ二つに切った断面
おまけです。2004年に私の住んでいる岬町の山中で、発見
したアカイカタケ(房総で初めての記録、千葉県菌類談話会
通信NO25に掲載されています。
キノコ観察会(秋の観察会)
10月12日(日)、秋の観察会として、キノコの観察会を行いました。山田六区、いすみ市所有の山林 での観察会でした。そこは、かつて里山として炭をはじめとしていろいろと生活に活用されていました。
その後西武の所有するゴルフ場等の予定地になりましたが、バブルも弾け、最近になって、市への譲渡になった場所です。
今回の観察会は、千葉県立中央博物館別館の海の博物館と夷隅郡市自然を守る会の共同で開催しました。全県から50人くらいの参加者が集いました。
千葉県立中央博物館のキノコ博士(上席研究員 キノコ類専門)吹春俊光先生のご指導のもとで、キノコの観察、採集をしました。
今年の千葉のキノコの出現が例年の1/10くらいだそうで、参加者は夕食用のキノコ汁、料理にと、大いに期待していたわけですが、とても残念がっているようにも感じられました。しかしながら、吹春先生も「観察会ですからね」とおっしゃっていましたので、観察会としてはノープロブレムで、ドクツルタケをはじめとして多種類のキノコが採集されました。採集されたキノコは、山田六区ふれあいセンターにて、吹春先生ご夫妻のもとで、次々と検索されました。
検索後、吹春先生らしいユーモア溢れるキノコ学の講義を楽しく拝聴、大いに勉強になりました。特に内生菌根、外生菌根、キノコが森をつくるという先生のお話は、私としてはとても新鮮でした。
また、地元の渡辺さんからは、参加者に、無農薬栽培で丹精込めて育てたキウイフルーツのプレゼントがありまして、参加者は、思わぬ秋の恵みに感謝していました。渡辺さんどうも有難うございました。
今回、スムーズに山歩きができたのは、畦道倶楽部さんを中心に、夷隅川流域生物多様性協議会の活動のおかげだと思っています。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
秋のひととき、フィトンチッドを体に浴びての清清しいキノコの観察会でした。最後に吹春先生どうも有難うございました。 白いコウモリより
2009年9月17日木曜日
大多喜の夷隅川クリーン作戦
9月17日(木)大多喜中学校の3年生達と、大多喜の町を流れる夷隅川で川のお掃除を行いました。

今回の企画は、大多喜中学校の総合学習での取り組みと、夷隅川流域生物多様性保全協議会(夷隅郡市自然を守る会、いすみ夢鯨の会、ビーチクリーンアップ岬、NPO燈台クラブ、畦道クラブ、いすみ市、千葉県環境生活部自然保護課生物多様性戦略推進室で構成されている) が、中学生を応援する形で行われました(他に地域整備センター、大多喜中の先生方もご協力してくださいました)。

開会式では15分くらい、ビーチクリーンアップ岬の代表として大藪の方で海岸の現状と、夷隅川がいすみの山、田、海岸、海などの素晴らしい自然を育んできていること、また育んでいることについて説明しました。そして山側の自然と海側の自然が深くつながりを持っていることを強調して、今回の川掃除(夷隅川クリーン作戦)が、夷隅川流域の自然環境を復活させていくことにつながる重要な意味をもつことを中学生達に説明しました。
土手から見た夷隅川はとてもきれいに見えるのですが、ちょっと大げさに言えば、川の中はゴミだらけというのが、拾い集めたゴミの山からの印象でした。これだと、いすみ自然観察クルーズ(夷隅郡市自然を守る会が協力)で航行しているいすみ根に、少なからず悪影響を与えているなと思いました。

白いコウモリ
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